2022年7月31日 (日)

美しい八丁浜海水浴場を未来に残したい!

下の写真は、京丹後市にある関西屈指のきれいな海水浴場の一つ「八丁浜海水浴場」です。
ちょうど今が海水浴シーズンの真っ最中なので、海大好きな多くの子供たちが集まってきていると思います。
京丹後市は、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて優れた取組を提案する都市として、令和3年5月21日付けで「SDGs未来都市」に選定されました。未来の子供たちに、海洋ごみのない「きれいな海」を残していく取り組みは、SDGsの目標14になります。
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これほど透明度の高い海はなかなか見られません。遠浅のきれいな海水浴場です。
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併設されている八丁浜シーサイドパークの緑もきれいです。ここには、多目的芝生広場、ちびっこ広場があり、子供たちが遊べる遊具もあります。
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きれいな海を未来に残すということは、持続可能な地球環境保護や地域経済に大きな役割を果たすことになります。いま、海は大量のプラスチックごみで海の生態系が変わってきています。
京丹後市では、海の漂着ゴミからSDGsを学ぼうといったさまざまな取り組みがされています。
実は、大気中の二酸化炭素は地球温暖化だけではなく、海の酸性化を引き起こしています。海の酸性化は小さなプランクトンを溶かしたり、サンゴや貝の成長に必要な炭酸カルシウムを作れなくしてしまいます。きれいな海を残すということは、海洋ゴミをなくすだけでなく、地球環境問題全体の取り組みでもあります。

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2022年7月19日 (火)

吉野ヶ里遺跡と土

吉野ケ里遺跡は、教科書にも登場する佐賀県にある弥生時代の遺跡を復元した国の特別史跡に指定されている環壕集落跡です。この遺跡が復元され一部が開園されたのが平成13年4月からになります。縄文時代は移動しながらの狩猟や採取がメインの生活でしたが、稲作をするようになり、集団で定住生活をするようになった弥生時代の姿を見ることが出来る公園です。
竪穴住居に宿泊や火起こし体験などもできる学習型公園として、子供から大人までが楽しめる施設になっています。
是非、公園を訪れて、自分なりに古代に興味を膨らませてください。
JR吉野ケ里公園駅から歩いて約11分です。
1_20220719225601 2_20220720010401実は、吉野ケ里公園内の写真を並べて紹介しようと思いましたが、この公園のことはネットを開けば大抵のことは知ることができるので、ここでは自分で思うことを自分なりに書いていくことにしました。

 

●縄文時代から弥生時代へ
縄文時代と弥生時代の区分は、縄文時代は狩猟・採取が中心で、弥生時代は米作りが生活の中心になり、集落ができました。最近の科学では、縄文時代は狩猟・採取が中心で農耕は弥生時代になってから発展したといわれていましたが、熊本大学が米につく虫であるコクゾウムシの圧痕を北海道の縄文土器から発見し、縄文時代からすでにツルマメ等の植物を栽培し、貯蔵する文化が生まれていたのではないかと発表しました。つまり、育てる文化はすでに縄文時代からあったということになります。稲作が発展したのは、もちろん弥生時代に違いはありませんが、根底には縄文時代から栽培をするという文化が育まれていたことになり、今後、縄文時代に対する考え方が見直されるかもしれませんね。
「推定500匹のコクゾウムシが練り込まれた土器を発見」(熊本大学)

また、能登半島には、縄文時代に4000年も続く長期定住型集落遺跡「国指定遺跡真脇遺跡」が見つかっており、生活環境が良ければ、狩猟や栽培で住居を移動しなくてもすんでいたということが取り上げられていました。つまり、この地域には、漁業という恵まれた資源があったので、集落をつくって、縄文時代にはすでに定住生活をすでにしていたということになります。移動しながらの生活か定住生活かだけでは縄文・弥生を判断できなくなっているという一例になります。
「真脇遺跡」(ほっと石川旅ねっと)

 

●竪穴住居の土葺屋根
吉野ヶ里歴史公園には、多くの竪穴住居や物見櫓などがあります。タイトルにもありますように、私にとって、一番の関心事は「土」をどのような形で利用していたかということになります。
一般的に多くの竪穴住居の復元は、茅葺屋根で行われていますが、ほかの地域の遺跡では樹皮や土で覆われたものもあります。吉野ヶ里歴史公園の竪穴住居も茅葺屋根で復元されています。
全国の竪穴住居の焼失住居の炭化材調査で自然科学的な分析を行うと、屋根材に何が使われていたかが年代とともに樹種がわかるそうです。その炭化材調査の結果では、茅は出土量が少なく、実は土葺(土屋根)の住居が主流だったとの見方もあります。
縄文人の家、「茅葺き」から「土屋根」へ 研究30年の成果(産経新聞)

上記によると、茅葺屋根は登呂遺跡などで復元された際に採用され、他の地域の竪穴住居の復元でも登呂遺跡の茅葺屋根に追随したので、多く遺跡が茅葺屋根になったと言われています。つまり、当時は屋根の素材が分かっていなかったから「茅」になっただけで、本当は土屋根が多かった可能性が高いようです。これは竪穴住居の焼失住居跡調査の成果だそうです。
土屋根の土は固めるとひび割れで水が浸入するので、固めないで柔らかいまま屋根に乗せていたようです。土で覆われれば、土は当然ズレて落ちるので、雑草を生やしていました。土は雨が浸透するので樹皮等を下地に敷き詰めての防水対策や、屋根勾配も茅葺屋根に比べて緩やかにしていました。
実際に榛名山二ッ岳の大噴火で埋まっていた群馬県渋川市の中筋遺跡では、勾配の緩い屋根はかなり低く、茅葺きの屋根には土がのせられていたそうです。実際に復元してみると、低い屋根は作業を行うのに有利であり、土を葺くことで断熱効果も高いことがわかったそうです。竪穴住居の復元案としては登呂よりもずっと説得力があるようです。(国立歴史民俗博物館)

 

●竪穴住居の壁や床
竪穴住居の床は地面より掘り下げて整地します。吉野ヶ里歴史公園の竪穴住居は、結構深く掘られています。全国にはこうした深い床も多く存在します。深い方が暖かく、住みやすいと思いますが、湿気はすごいと思います。特に、吉野ヶ里歴史公園の竪穴住居では煮炊きした痕跡が見つかっていないようなので、炉に火がなければカビ対策はどのようにして防いだのでしょうか?
稲作の場所から近いところに住居を構えれば地下水位も高くなるし、深く掘ればそれだけこうした湿気のリスクも高くなるような気がします。
屋根から落下した雨水は地面に浸透し、水は毛管現象で竪穴住居の中に浸透してきます。粘性土を壁に塗り付けただけでは対策にならないと思います。当時は十分な道具がない中で、竪穴住居を造ったわけで、土質の知識がないと、長く住む住居は出来なかったように思われます。
住居内には、床より10㎝程度高いところに寝間を見ることができます。壁面は壁塗りを重ねたか、版築のように締固めて水の浸入を防いでいたか、また、周囲を板や丸太で覆って土壁が崩れるのを防いでいたのかもしれませんね。また、大水の時の流入もありうるので、排水溝も必要だったと思います。
現代であれば、掘るための重機も固めるためのセメントや石灰といった材料があるので、竪穴住居は簡単に造れると思いますが、吉野ケ里遺跡ぐらいの規模になると、のちの土師氏のような技術者集団がいた可能性もありますね。

 

●壕
環壕集落周りには軍事施設としての二重の壕がありますが、掘って出てきた土を盛土して土塁が造られ、その上に柵を造ったと思われます。当時は簡単に崩れないように木の枝や土を交互に重ねながら積み上げて強固にしたのか、異なる土を重ねて版築のように締め固めたのか、土台に石積みを設置して崩れないように基礎を置いていたのか・・・材料や重機がない時代にどうやって土を利用して環壕集落を造ったのか今後調べてみたいと思います。

 

自然のものを利用して、約1万年続いた縄文時代、その後の弥生時代には、循環型社会のお手本になることがたくさんあります。サスティナビリティの実現を目指して取り組んでいきましょう。

 

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2022年1月12日 (水)

西宮神社と土塀

12月27日に西宮神社にお参りしてきました。幸先詣・・・、分散参拝です。
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2022年も「福男選び」は中止になり、今年も歩いて参拝するということになりましたが、国指定重要文化財の表大門の横には、「十日えびす」の横幕がこの日を楽しみに、掲出されていました。
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実をいうと、今回の参拝の一番の目的は、西宮神社の土塀を見ることでした。弊社は、土を固めるための酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」を扱っているわけですから当然ですね。
この西宮神社の表大門の両脇の土塀は大練塀と呼ばれていて、国指定重要文化財になっています。この土塀は、日本三大土塀の1つです。あとの2つは、熱田神宮の信長塀と京都の三十三間堂の太閤塀だそうです。個人的には法隆寺や天龍寺の土塀も好きです。瓦を挟んだ土塀もいいですが、土を突き固めて積み上げていく版築工法も重厚感があっていいですね。
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室町時代に建造された土塀も残っているらしいので、土のすごさを感じます。日本が誇る土木遺産といえるのではないでしょうか。
もちろん本殿にもお参りしてきました。
今年もよろしくお願い申し上げます。
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2021年11月23日 (火)

春日市の紅葉と文化財

日本のコロナウィルス感染は第5波が収束しつつあるのに、ドイツでは、これまでで最悪の状況らしい。
コロナ下で外出することは、躊躇いがあり、ジオベストの土系舗装の現場になかなか行けませんでしたが、現場に行けるということは私だけでなく、新しい発見があり、学ぶことが多いので、このまま第6波が来ないでいて欲しいと思うのは、多くの人の共通の願いだと思います。
さて、下の紅葉の写真は、福岡県立春日公園です。敷地面積は30.0haというとてつもなく広い公園です。
この公園の中に、古代の官道が見つかっています。大宰府政庁から水城を通って、鴻臚館へと通じる道ですが、大宰府へ向かうメインストリートだったと言われています。
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近畿地区では、多くの遺跡を見ることが出来ましたが、春日市も文化財の宝庫ですね。
奴国の丘歴史資料館には、弥生時代の貴重な展示品があるし、奴国の丘歴史公園では、保存整備された甕棺墓を見ることができます。私の机の上にも中国の皇帝が奴国王に与えた「金印」のレプリカがありますが、奴国の中心地だったのが、この春日市と言われています。
春日市は、須玖村・小倉村・春日村・上白水村・下白水村という5つの村が集まり、春日村になったことがはじまりだそうですが、それぞれの地域には貴重な遺跡があり、これらを全て見て回るには何日もかかりそうです。それだけ楽しみが多い街といえそうです。
今度来た時は、ゆっくり見て回りたいと思います。
ジオベストは安全に土壌を固めたり、雑草が抑制できる酸化マグネシウム系の固化材です。
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2021年9月17日 (金)

歩道部の雑草対策 防草テープ

道路の維持管理コストを削減しつつ、歩車道を良好な状態に保つために、歩道部の雑草対策として、縁石と舗装部の間に雑草の根が進入し、ひび割れが生じ、ひび割れに雑草の種子が入り発芽することを避ける対策がとられています。
その代表的な対策には2種類あり、
➀目地注入タイプ・・・雑草が生えてくる隙間に防草材料を充填する方法
②表面貼付タイプ・・・テープ状の防草材料を施工箇所に貼りつけする方法
弊社が販売しているのは、②の表面貼付タイプになります。
各地で施工していただき、長期使用に耐えられることが立証されております。
★国土交通省 新技術情報提供システム NETIS登録(KT-050035)
今年も防草テープの販売をしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
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プライマーも別途用意しておりますので、防草テープと合わせて見積もりをさせていただきます。
●防草テープのお問合せは、下記までお問合せください。
ジオサプライ合同会社
広島082-299-0681 神戸078-843-2561 名古屋052-766-6419 福岡092-518-3537


 

2021年6月 1日 (火)

天橋立と地下水位

コロナ禍なので、どうしても行かなければならない仕事でない限り遠方へはなかなか行けません。
よって、ひたすら自粛の毎日を続けています。
本日のブログは、そんなわけで今年2021年の始めに立ち寄った天橋立の古いお話になります。
最近、地下水位が高い場所に行くことが多く、よく地下水位と土系舗装についてのブログを書いていますので、今回のテーマも地下水位です。
地下水位が高いと、毛管現象で地中の水を吸い上げるので、いつまでたっても土系舗装が乾かないことから、土系舗装が固まらないという症状が起きることがあります。
天橋立の場合、地下水位の問題といえば、松並木がある場所の地下水位が高いがゆえに、松が枯れるということが起きています。
つまり、この場所は、地下水位が高いので、松は苦労しなくても水を吸い上げることができ根を張らないことから、強い風が吹くと、下の写真のように大きく傾いてしまうわけですね。
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よって、歩く道も土壌が水を吸い上げるために、気のせいかちょっと濡れている感じがします。                                                             

こういう場所で土系舗装をする場合は、表層の下に吸い上げている水を遮断するための層を設けることが必要になります。

さらに台風になると松は倒れてしまうので、後継の松があちこちで育てられ、後継松が植えられています。

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また、天橋立の現代の課題といえば、河川から流出する土砂が減少しており、砂浜がやせてきているということがあります。よって、砂を逃げないように食い止めるために、下の写真のように、扇状の潜堤が多く設けられており、遠くから見ると、ノコギリの歯のような印象を受けます。でも龍のイメージがあるのでギザギザも悪くはありません。
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この日はその後、天橋立ビューランドへモノレールで上り、天橋立の全景写真を撮りました。あいにくと曇っていましたが、天橋立が天に舞う龍のように見えると例えられるように、いい眺めでした。
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また、この日は、上手側に堆積した砂を下手側に移動させるための工事がされていました。天橋立を維持するためには、いろんな苦労があると思いますが、それらを見ることが出来、大変貴重でした。

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下の写真は、智恩寺です。日本三文殊の1つだそうです。
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智恩寺の前の通りは、風情のある石畳の街並みが印象的でした。
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ジオベストは土壌を固めたり、雑草が抑制できる固化材です。

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2021年3月29日 (月)

宮島 桜 自然保護区

宮島は世界遺産ですが、自然公園法が定める特別保護区域となっています。
つまり、島全体が瀬戸内海国立公園に編入され、特別保護地区(弥山周辺や弥山原始林)や特別地区(特別保護地区を除く地域)となっているわけです。宮島に渡るには、JRもしくは広島電鉄のフェリーを利用しますが、ほかに高速船で平和公園から宮島まで行く方法があります。
2021年3月27日に行ってきました。
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実は宮島は、自分で撮影した嚴島神社の社殿や⼤⿃居の写真をホームページに掲載するには、嚴島神社に掲載許可申請をする必要があります。
町の風景などは許可が不要ですので、今回の写真は、嚴島神社の社殿や⼤⿃居を入れないように撮影しました。昨年はちゃんと許可をとって、⼤⿃居の写真を利用させていただきました。
下の写真は、多宝塔方面の桜になります。
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そして、こちらが豊国神社(千畳閣)への石段を登る途中で撮影した五重塔を背景にした桜です。
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実は、どちらかというと桜よりも豊国神社(千畳閣)の排水溝を撮りたかったのが本音です。土の流失や土の敷地が崩れないようにしっかりした造りでした。
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龍髯の松の横を通り、町家通りに降りる坂道で1枚撮影しました。樹齢は相当古いです。
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光明院の前を過ぎると、瀬戸内海が見渡せるお花見が出来るような広場があります。
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お手洗い川のしだれ桜がきれいです。
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宮島でも多くの鹿に会えます。現在、鹿せんべいを与えるは禁止されています。
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宮島を散策する道は、土の道が大半ですが、海岸沿いは自然色のアスファルトで舗装されています。海と砂、そして緑色の山がきれいです。
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弊社の販売する「ジオベスト」はセメントを使わない酸化マグネシウムを主成分とした土を固める固化材です。
つまり、弱アルカリ性であり、重金属類を含んでないので、人体・植物・昆虫への負担がありません。
ヒメダカ急性毒性試験やラット試験で安全性が確認されています。
よって、環境にやさしい土舗装材として生物多様性に配慮された多くの自然保護区で使用されています。
「持ち込まない、持ち出さない、拡げない」はコロナの感染対策3原則ですが、自然保護区では、生物多様性を保全するために、「外来生物を持ち込まない. 外来生物を持ち出さない」ということが重要です。
もちろん、土は現地の土を使用して工事を行います。
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2021年3月26日 (金)

平和中央公園 桜 自然保護区

福岡には多くの桜の名所がありますが、そのうちの1つ「平和中央公園」の桜を見てきました。
今年の桜の開花は早かったので、2021年3月23日の撮影ですが、すでに満開でした。
筑肥新道の福岡小笹郵便局寄りの小笹平和大通りを坂の上側から撮影してみました。
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下の写真は、平和中央公園自然保護区の頂にある広場の桜です。自然保護区とは、福岡県が生物多様性を、「保全と持続可能な利用」に向けて取り組んでいる貴重な場所になります。
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平和中央公園は、公園の少し小山になったところに桜並木があり、右下の方にソフトボールなどが出来る野球場があります。そして、反対側に自然保護区があり、自然の地形をうまく利用した公園といえます。
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平和中央公園の自然保護区も観察ができるように道が整備されています。
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しかし、近くの鴻巣山緑地へ行くと、下の写真のように大規模に整備がされていますので、都会の中のオアシスを楽しめます。
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弊社の販売する「ジオベスト」はセメントを使わない酸化マグネシウムを主成分とした土を固める固化材です。
つまり、弱アルカリ性であり、重金属類を含んでないので、人体・植物・昆虫への負担がありません。
ヒメダカ急性毒性試験やラット試験で安全性が確認されています。
よって、環境にやさしい土舗装材として生物多様性に配慮された多くの場所で使用されています。
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2020年12月 9日 (水)

水城 土木技術

福岡の大野城市にある水城に行ってきました。
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水城は日本が百済復興のために援軍を送った「白村江の戦い(663年)」に敗れ、唐・新羅の報復を恐れた日本は、664年に大きな土塁である水城を築きました。
国の役所である「大宰府」を守る必要があったからですね。その水城の土塁を見たいという願いが、今回実現したわけです。
この水城は、長さ約1.2km、基底部の幅は約80m、高さは約8m~14mあります。水城駅前の看板には高さ14mとありますが、展示解説シートには高さ8mと書かれているので、ここでは高さは8m~14mと、幅をもたせることにしました。
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水城の上に上ることもできます。
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水城に沿って散策路もあり、水城を外側から見ることができます。下の写真は博多側です。
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実は、発掘調査によって、博多側に約60mの外濠、大宰府側に内濠が存在したことが判明しています。
しかし、今は想像することしかできませんが、下のコスモスが咲く当たりが外濠ですね。
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この土塁の特徴は、下の説明板のように、上下二つに分かれています。とても分かり易く説明されています。
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二つの段のそれぞれに積み上げた土が異なること、軟弱地盤を補強するために敷粗朶と呼ばれている樹木を敷き詰めていることが確認されており、ムクノキ、タブノキ、アワブキなど32種類が判明しています。
下の写真は、ムクノキですが、この枝葉をゆるい地盤を強化するために挟み込んだわけです。この枝葉は、水分が多い粘土の中で酸素に触れなかったため腐敗せず、良好な状態を保ったからと言われています。先人の知恵ですね。
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実は、大阪狭山市にある人造池である狭山池は、616年頃の誕生と言われており、水城より約50年前に巨大なため池を造り、堤防に敷葉を使用していました。よって、水城に使用された敷粗朶と同じ敷葉工法が行われていましたので、当時の土木技術が国内の広い地域で使われていたのかもしれませんね。狭山池の敷葉は、ブナ科アラカシの枝葉といわれており、葉のついた木の枝を層状に敷き堤防が崩れないようにした最先端の技術だったそうです。アラカシは、いわゆるどんぐりの木で、下の写真がそうです。
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その堤防の構造の実物が大阪府立狭山池博物館に展示してあり、2015年12月に見てきました。
博物館は、安藤忠雄さんの設計なので、建築に興味がある人にもいいかもしれませんね。
大阪府立狭山博物館の展示の説明パネルに、1956年の伏見の大地震で狭山池の堤防が大きな被害を受けたとありました。
狭山湖の堤防は何度も改修を重ねて、今日も利用されており、堤防の高さ15.4m、幅62mだそうです。
驚きは、大阪の天王寺あたりまで、狭山池の水が利用されていたということです。

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余談になりましたが、もう1つ水城の土塁で注目すべきなのが、上成土塁では、版築で固められているわけですが、固め方がすごいですね。版築といえば、普通は平行に粘土や真砂土を10㎝程度ずつ積み上げて締め固めるわけですが、ここの版築は「傾斜させた版築土層」なのです。版築の上部は意図的に土層を大宰府側に下るように傾斜がつけてあります。つまり、土塁の勾配が急な博多側の外壁が崩れるのを防ごうとしたわけですね。まさに先人の知恵ですね。
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この様子を実物大のレプリカでも見ることができます。
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土塁の復元やセメントを使わない土壌改良のお問合せは下までお願いします。
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2020年10月12日 (月)

熊本城特別公開第2弾

熊本城長塀は、熊本城行幸坂方向に向かって、坪井川沿いにありますが、現在は工事用足場で覆われているので長塀を見ることができません。その足場の前は、芝生で覆われています。法面なので土の流失を防ぐために低草類が植えてありますが、傾斜がきついので、亀裂が入っています。大雨が降ると亀裂は大きくなりますが、止むを得ませんね。この眩いばかりの緑を見ながら、熊本城特別公開第2弾見学入口に向かいました。
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熊本城特別公開第2弾の特別見学通路入口は、第1弾の二の丸広場側ではなく、法華坂と行幸坂の合流付近に設けられています。チケットは、城彩苑で購入します。
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特別見学通路は周囲が見渡せる長さ350mの快適な通路です。
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一番の絶景スポットと言われている場所から撮影しました。大天守、本丸御殿、二様の石垣が1枚の写真に納まります。手前の二様の石垣は、向かって右手、隅部の勾配が穏やかな石垣が加藤清正時代のものと考えられ、左手は細川時代になって積まれた算木積といわれています。
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本丸御殿の石垣に、排水口がありました。石積みの積み方も重要ですが、排水がちゃんとしてないと、土が水を含んで石垣が崩れてしまいます。
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下の写真は熊本城の枡形が崩れたところですが、石垣の一番下には石造りの排水溝が、そして左手には道を横切る排水溝を見ることができます。もともと黒ボク土で透水性はいいと思いますが、排水のための水のコントロールはちゃんとしています。
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天守閣は大天守と小天守がありますが、小天守は現在、復旧工事中です。
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下の写真は、熊本城飯田丸があったところです。
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見学通路に、熊本城飯田丸五階櫓の「奇跡の一本石垣」の説明看板がありました。
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10月5日のTV番組で、飯田丸五階櫓を撤去した後、400年前の古い石垣が見つかったことをやっていました。しかし、現場は復旧工事中で近づくことができませんでした。
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