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2018年12月 6日 (木)

下鴨神社と地盤改良

西日本を襲った台風21号は、下鴨神社にも大きな被害をもたらせました。

参詣した時は、参詣道や境内だけを見ると、被害の面影は薄らいでおりましたが、ちょっと森の奥まで目をやると、まだまだ倒木が多いので甚大な被害を受けていることに気づかされます。

下鴨神社には復興に向けてのメッセージポスターが貼られていました。

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下鴨神社の参詣道は、白砂が敷き詰められ雨天でも比較的泥濘に悩まされずにお参りできます。

参詣道の両側には縁石が並べられており、雨水が小川へ排水できるような隙間があるので、良好な歩道の排水環境となっています。また、参詣道は周囲より少し高い位置にあるので、排水を考慮して整備されたものと推察します。

しかし、参詣道は長い道なので、整備しやすいところばかりではありません。水の流入で水溜りができそうなところもありますが、不陸をなくして、しっかり固めてあるように見えます。

というのも、アスファルトやコンクリート舗装なら勾配をつけて、表面排水で小川に水を誘導すればいいのですが、土の舗装の場合はそうはいきません。まずは雨水を地中に透水させることが必要であり、透水した水をさらに排水させなければならないからです。

土の舗装の場合、透水性を保つ(土に空隙をつくる)ということと、土の強度を出すという2つのことを同時に実現する必要があるから整備するのが大変だと思います。

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下の写真は、参詣道と馬場の間を流れる瀬見の小川ですが、世界遺産「糺のと同様に神秘的であり、憩いの場となっています。

糺の森の原生林は、約124,000㎡の面積があり、東京ドームの3倍程度の広さがあるようですが、かつては約4,950,000㎡の広さがあったようです。

こちらの散策道は雨が降ると水ミチが出来てしまいますが、人の手が入らない古代の原生林らしさがあり、参詣道と違いが際立っていい感じです。

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下の写真は、さざれ石です。国歌の君が代で謳われていますが、年とともに無数の小石が一つの岩石となって成長していると信じられており、見れば見るほど不思議な石です。

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楼門と楼門回廊は、鮮やかな朱色で、この日もこの前で結婚式を挙げられた着物姿の人が記念撮影をされていました。前撮りかもしれませんね。世界遺産で結婚式というのもいい思い出になると思います。

手前が舞殿ですね。葵祭の時、天皇の勅使が御祭文を奏上され東游が奉納される場所だそうです。ここも白砂がきれいに敷き詰められていて、気持ちいいです。

参詣道と違って広場なので整備が大変だと思いますが、一方で雨天の時の白砂と水ハケを見たくなりました。

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