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2020年6月13日 (土)

鳥取城跡と土系舗装

日本百名城の1つ鳥取城は、豊臣秀吉の兵糧攻めで有名ですが、市内の久松山に天守跡や二ノ丸跡などが残っており、山頂だけでなく、麓にも石垣が広がる梯郭式の城郭です。
お堀から見上げたら、お城ファンでなくても、そのスケール感と充実ぶりに鳥取城跡の魅力にハマってしまうに違いありません。
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実は、鳥取市では、2006年~2035年の30年間に渡る鳥取城跡復元が計画されており、その1段として、2023年の完成を目指して、「鳥取城跡大手登城路復元整備工事」が行われています。
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この第1段の整備工事は、城の正面玄関であった擬宝珠橋から太鼓御門までの大手登城路の復元工事になりますが、擬宝珠橋や山の手通り(お掘端通り)などはすでに完成し、2018年10月8日(月)に、擬宝珠橋復元完成記念式典が行われました。

これらの整備により、鳥取城跡は、さらに鳥取市を代表とする観光名所になっていくと思います。
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さて、この復元予定の太鼓御門ですが、下の石垣を左に曲がったところに復元されます。この写真の石垣は、太鼓御門の石垣と思っていましたが、場所的に下乗場の石垣かもしれません。
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特に、この石垣の下の排水溝は立派で、しっかりした石造りで出来ています。

完成パースには、この排水溝がないので、暗渠になってしまうのかもしれませんが、貴重な遺跡なので残してもらえるとありがたいです。
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やはり、鳥取城跡というと、二の丸石垣から飛び出したように見える天珠丸と呼ばれている石垣です。山下ノ丸の最高所(標高51m)に位置し、軍事的に最も重要な場所で、時代とともに変遷し、現在の姿になったのは、元和3年(1617年)以降のようです。江戸時代中頃~幕末と言われています。
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この天球丸を見上げる三の丸跡に展望台があり、下のように土舗装がされています。
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鳥取城跡・久松公園には、白亜の洋館「仁風閣」が建てられています。

国の重要文化財にも指定されているこの建物は、池田仲博侯爵で、鳥取池田家の第14代当主、徳川慶喜の五男が建てたものらしいです。
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