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2022年10月 2日 (日)

日本一の里山黒川を守ろう!

「陸の豊かさを守ろう」というのがSDGs15の目標です。
ところで、「里山」ってどんな山だと思いますか?
のどかな自然がいっぱいの身近に山がある田舎のイメージでしょうか。日本の原風景という感じ。
違ってはおりませんが、わかりやすくいうと、その山は、自然のまま樹木が育っている自然の山ではなく、人の手が加わった人工的な山(二次林)のことです。昔の生活は、燃料に山の木や枝を燃やして煮たり焼いたり、お風呂に入ったりしており、山は身近な存在でした。山と共存していました。しかし、燃料がガスや電気に代わってからは山の手入れはほとんどされなくなってしまいました。いわゆる放置林です。よって、植生も変わってしまいました。
しかし、いまでもちゃんと昔のように手入れがされており、山が利用されているところがあります。それが兵庫県川西市黒川です。
黒川は能勢電鉄で妙見口から徒歩又はバスで行きます。下の地図は現地の案内看板から借用しました。
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黒川は、里山林の台場クヌギを焼き、菊炭を生産していることでよく知られています。今では今西さん1軒だけになりましたが、下の写真の菊炭が毎年作られています。つまり、今でも山との共存関係があります。
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この台場クヌギを育てて、炭焼きをするまでに8~10年かかります。よって、紅葉の季節に行くとよくわかるのですが、台場クヌギ林を8~10分割して順番に切っていくために、山がパッチワーク状に分かれているのを見ることができます。これを輪伐といいます。つまり、伐採、更新、雑草・雑木の伐採を繰り返して手入れをしているわけですね。この手入れがないとうまく再生できません。この手入れには多くのボランティアの皆さんに支えられています。下の写真は黒川の照葉樹林と里山林の違いがわかる場所ですが、秋になると照葉樹林は自然林のままなので、里山林とは、はっきりと色によって識別できます。多くの山が放置されているのに対して、黒川では茶道用の菊炭として需要があったので、今日まで里山林を維持することが出来たわけですね。もちろん、ご支援をしていただく多くのボランティアや関係者の皆さんのご協力があってこそなので、そのご尽力にも感謝したいと思います。
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台場クヌギは下の写真のような形をしています。これは地上から1~2mのところで伐採して切り株から新しい芽をださせる萌芽という方法です。この切り株を土台にして成長するので、台場クヌギと呼ばれているわけですね。
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麓の畑のそばにも台場クヌギは下の写真のように並んで植えられています。
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この台場クヌギにはオオクワガタ、ヒラタクワガタなどが樹液を吸いにやってきます。
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黒川駅からは妙見森ケーブルがあり、春にはソメイヨシノ以外に天然記念物に指定されているエドヒガンを見ることができます。エドヒガンは兵庫県の絶滅危惧種に指定されている珍しいサクラ属の樹木です。
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桜の咲く4月ではないので、咲いている姿をここでお見せ出来ないのが残念ですが、是非訪れてください。
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また、里道を散策していくと、シャガの群生やサルトリイバラ、ヤマツツジ、ノアザミなど、季節ごとにさまざまな植物を見ることができます。
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タテハチョウの幼虫も見ることができました。
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弊社の販売するジオベストは、下の写真の世界遺産小笠原諸島で植生回復事業や登山道の土の流失防止や修復に利用されています。固化材であるジオベストのみを持参すれば現場の土と混ぜて固めることができます。植生を回復させることで陸の豊かさを守っていきましょう。ジオベストは酸化マグネシウムを主成分とした環境にやさしい固化材です。
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