蛇塚古墳と垂箕山古墳
JR山陰本線太秦駅や嵐電帷子ノ辻駅から徒歩で行ける2つの古墳があり、その1つが、下の写真の「蛇塚古墳」です。有名ですね。蛇塚古墳は、古墳時代後期末の7世紀頃の築造といわれ、前方後円墳だったそうです。 現在は後円部の石室だけが残っており、横穴式石室です。 玄室の幅は奈良県の石舞台古墳より大きく床面積では、全国第4位の規模を誇っています。 被葬者は秦氏一族といわれています。ちなみに蛇塚という名前は石室内に蛇が棲息していたことから名付けられたそうです。
ツツジも咲き、きれいに整備されています。
もう1つが「垂箕山古墳」です。 写真では前方後円墳とは分かりませんが、グーグルマップで上から眺めると前方後円墳ということが良くわかります。この古墳の被葬者は、宮内庁により第50代桓武天皇皇子の仲野親王の墓とされています。 しかし、宮内庁管轄なので、勝手に中には入れません。
嵯峨野地域では、他にも天塚古墳、清水山古墳などの古墳が分布しております。 太秦や嵐山に観光で来た際には是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
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