日記・コラム・つぶやき

2019年6月14日 (金)

歴史的遺産とジオベスト

歴史的に残すべき遺産の保存は、特に「世界遺産」に代表されるものから、日本独自に文化的価値を保存していく「日本遺産」などがあります。
その多くの場所で酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」が使用されています。
また、古民家や寺社などの舗装をアスファルトやコンクリートにすると雰囲気が壊れるので、どうしても景観舗装の観点から土舗装にしたいと要望される場合もあります。
ジオベストの土舗装は土らしくない土舗装が多くある中で、環境にやさしい土に近い特性を持つ土舗装といえます。
また土舗装を長く良好な状態に保つためには、景観だけでなく、土舗装の特徴を理解して、排水や雨水の流入、土舗装の構造面に注意することや、急勾配、凍害への適切な対処など、配慮すべきことが多くあります。
今後とも歴史的な景観を創り出すだけでなく、快適で憩いの空間になるよう心がけていきたいと思っています。
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◆ジオベストのお問い合わせは、
ジオサプライ合同会社 ホームページもしくは、ジオベスト事例
広島(082)299-0681 神戸(078)843-2561名古屋(052)766-6419 福岡(092)518-3537まで。

 

2018年12月 6日 (木)

下鴨神社と地盤改良

西日本を襲った台風21号は、下鴨神社にも大きな被害をもたらせました。

参詣した時は、参詣道や境内だけを見ると、被害の面影は薄らいでおりましたが、ちょっと森の奥まで目をやると、まだまだ倒木が多いので甚大な被害を受けていることに気づかされます。

下鴨神社には復興に向けてのメッセージポスターが貼られていました。

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下鴨神社の参詣道は、白砂が敷き詰められ雨天でも比較的泥濘に悩まされずにお参りできます。

参詣道の両側には縁石が並べられており、雨水が小川へ排水できるような隙間があるので、良好な歩道の排水環境となっています。また、参詣道は周囲より少し高い位置にあるので、排水を考慮して整備されたものと推察します。

しかし、参詣道は長い道なので、整備しやすいところばかりではありません。水の流入で水溜りができそうなところもありますが、不陸をなくして、しっかり固めてあるように見えます。

というのも、アスファルトやコンクリート舗装なら勾配をつけて、表面排水で小川に水を誘導すればいいのですが、土の舗装の場合はそうはいきません。まずは雨水を地中に透水させることが必要であり、透水した水をさらに排水させなければならないからです。

土の舗装の場合、透水性を保つ(土に空隙をつくる)ということと、土の強度を出すという2つのことを同時に実現する必要があるから整備するのが大変だと思います。

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下の写真は、参詣道と馬場の間を流れる瀬見の小川ですが、世界遺産「糺のと同様に神秘的であり、憩いの場となっています。

糺の森の原生林は、約124,000㎡の面積があり、東京ドームの3倍程度の広さがあるようですが、かつては約4,950,000㎡の広さがあったようです。

こちらの散策道は雨が降ると水ミチが出来てしまいますが、人の手が入らない古代の原生林らしさがあり、参詣道と違いが際立っていい感じです。

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下の写真は、さざれ石です。国歌の君が代で謳われていますが、年とともに無数の小石が一つの岩石となって成長していると信じられており、見れば見るほど不思議な石です。

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楼門と楼門回廊は、鮮やかな朱色で、この日もこの前で結婚式を挙げられた着物姿の人が記念撮影をされていました。前撮りかもしれませんね。世界遺産で結婚式というのもいい思い出になると思います。

手前が舞殿ですね。葵祭の時、天皇の勅使が御祭文を奏上され東游が奉納される場所だそうです。ここも白砂がきれいに敷き詰められていて、気持ちいいです。

参詣道と違って広場なので整備が大変だと思いますが、一方で雨天の時の白砂と水ハケを見たくなりました。

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◆ジオベストのお問い合わせは、
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2017年6月 8日 (木)

大谷吉継の墓と土砂流出

NHK大河ドラマ「真田丸」で病身でありながら石田三成に協力して、関ヶ原の戦いで敗れ自害した大谷吉継のことは記憶に新しいと思います。その大谷吉継の墓がある関ヶ原町の山道(藤古川へ至る道から左折)を登って行ってきました。高木に囲まれた傾斜地にお墓があります。このお墓は江戸時代初期に建立されたそうです。

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多くの人が訪れるので新鮮な花が供えられていました。一方、雨上がりとはいえ、かなりの量の水溜りが出来ていました。それほど多くの雨でもなかったのにこの状態ですから、集中豪雨にでも遭うと、さらに水が溢れ、土砂も相当量流失してしまうものと思われます。その証拠に水は茶色く濁っていました。造営が江戸時代初期なので、長年の土の流失で、土の量が少なくなり、排水が機能しなくなったことが原因と思われます。また、傾斜地なので、山の上側から水が流入してくることも土を流出させる原因です。

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隣には、自害した時に介錯をした湯浅五郎の墓があります。下の写真のお花が供えてあるお墓がそうです。遠くで見づらいかもしれませんが、この湯浅五郎の墓は、大正5年に、湯浅五郎の子孫が建てたものだそうです。

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お墓の周りの高木は土が洗われて根が剥き出しになっています。こういう場合の修復は、小笠原諸島の修復と同様に現地の土とジオベストを混ぜ、ミキサーで練って、土が流失した根の間に埋めることで、土の流失を防ぐことが出来ます。根そのものは、地中深く伸びており、地中からの土壌の養分は通常どおり吸収ができます。ジオベストで土を固めても、その混合材には透水性があるので、雨水は地中に吸収されます。しかし、集中豪雨に遭うと、透水するより表面を水が走る方が多くなるので、排水対策を第1に考えることが重要です。ジオベストは、弱アルカリ性なので植生への負荷がないので、安心してご使用いただけます。

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■ジオベストの問合せは、

ジオサプライ合同会社http://geosupply.jp/

広島082-299-0681 神戸078-843-2561  名古屋052-766-6419 福岡092-518-3537までお気軽にどうぞ。